絵本感想① らくだいにんじゃらんたろう
落乱の絵本といえば、担任は大木先生というイメージが強いですが、1冊目のこの絵本には大木先生は出ていなく、山田先生のみが担任の先生として出てきています。
絵本を読んでいて個人的に面白いなあ~と思うのは、まずテンポの良さ。
語りかけるナレーションのような地の文でお話が進んでいくので、本当にお話を読んで聞いているような気持ちになれるところが好きです。
そしてもーーーーーーーほんと、乱きりしんのやりとりがかわいくってかわいくって!
絵本なので、さくさく物語が進むわけですが、ほんと3人が素直で前向きで可愛い!あと改めてとにかくこのこたち喧しいんだなって思いました。
喧しいわ、容赦ないわ、素直だわ(笑)
……可愛くってしょうがない。
ああ言えばこう言うだったり、会話がぽんぽん飛んでったりする乱きりしんの大好きなところ、絵本でもたっぷりと堪能できて嬉しいし楽しい^^!地の文の読みやすさもですが、会話のテンポがとにかく良いところも大好きです。
そうそう、きりちゃんを「げんきもの」と表現するところも大好き!すっごく可愛い!
あと、尼子先生のキャラ名の付け方って、やっぱりすごいなって思います。
声に出して読みたくなるし、すごく敵キャラにも愛着が沸いちゃうんですよね。
だって「ワルワルどうじ」とか、もう明らかに敵キャラですもん(笑)
服装も明らかに敵キャラですもん(笑)ほんとかわいい(笑)
そんな感じで、最後のちょっと捻ったオチだったり、けれどもきちんと良いことと悪いことの区別をつけているところだったり、あと途中の迷路が思った以上に難しかったり(笑)、お約束のへんてこ呪文の数々だったり、1冊目の全体のまとまりの良さすごく好きです。
乱きりしんってどこにいたって乱きりしんなんですよねえ。あと、絵本の乱きりしんってもし私が同世代でこの絵本を読んでいたら絶対友達になりたい!って思ってしまう子どもたちだなって思いました。好きだな~~!
ほんとかわいい~~