まると、いげたと

忍たま、落乱のネタバレ感想ブログです。一年は組が好きです。朝小購読してます。ネタバレが嫌なかたはご注意ください。

アニメ 24-09 コツコツと練習の段

素直で真摯な団蔵と、きりちゃんの優しさにじんわりと心が暖まる素敵な段でございました…………
そんなわけで、今回は字が下手なことで定評のある団蔵が、字の練習をする話。
まずは図書委員のお仕事に文句を言っていたきりちゃんがいる図書室へ団蔵が字の練習をしに来るところから物語は始まります。
団蔵ってこういうとこ真面目で偉いですよね。
自分の欠点をきちんと認めて真摯に克服しようとするところ好きだなあ。
一年は組のこたちはなんのかんのと皆須く頑張り屋さんの良い子達ですよね。はー好き……!
とはいえ、団蔵もまだまだ子どもなので、途中乱太郎やしんべヱの誘いにのって遊びに行くことにするわけです。
ここの図書委員の仕事があるからと断るきりちゃんにすがり付く乱太郎としんべヱめちゃくちゃ面白くて可愛かった!(笑)
こういう構図何だか珍しいですよね可愛かった!
そんなわけで、河原に遊びにいく団蔵たちでしたが、途中で、手裏剣の練習に勤しむ小松田さんに出会うわけで。
小松田さん、本当に頑張り屋さんだなあ!
お話の中で、結局小松田さんは日が暮れるまで手裏剣の練習をしていたわけですが、そりゃあ乱太郎たちも「えらい」って言いますよね。
いっつもドジばかりして皆を困らせている小松田さんですが、本当にそういうところ素敵です。
そして、そんな小松田さんの姿を見て、えらいって思えたり、後ろ髪をひかれる子どもたちというのもすごく素直で良いなあと思いました。

さて、ともあれ、結局三人で河原に行くわけですが、もーー、遊んでは「飽きた」ってする三人が面白くて可愛くて!(笑)
繰り返されるのほんと笑ってしまう……このくだりめちゃくちゃ笑ってしまいました(笑)
からの、にらめっこですよ。
川面の顔でにらめっこする発想可愛すぎか……!ってしていましたら、そんな自分の顔を見て、さっきの小松田さんの姿を思い出すっていう団蔵に、最初こそ「何でそこで思い出した?!」と笑いながらつっこんでしまったのですが、思い出して、何か思うところがあったようなキラキラしている団蔵の瞳にすごく心を打たれてしまいました。
小松田さんも、正しく、忍術学園の大人なのですね。
皆それぞれクセも短所もありますが、子どものお手本となる大人たちって素敵だな。

そして、物語の最後では、兵太夫の面白いからくり人形を見に行くという楽しそうな話を庄ちゃんから持ちかけられつつも、コツコツと字の練習を頑張ることにする団蔵っていうお話だったわけなのですが、本当に、すごく良い話でございました。
そして、このくだりで、そんな団蔵の様子を見ていたきりちゃんが、一旦は自分もからくりを見に行ってこようしつつ、結局、「やっぱり止めた」と頑張る団蔵と同じ空間にとどまるという流れになるわけですが、ほんと、きりちゃんの優しさに何だかすごくジーンときてしまいまして。
とても優しい。
すごく優しい空間でした。
そんな優しさの中で、文字通り「コツコツ」っていーーーーっぱい書いて練習する団蔵が愛しくって可愛くって。
団蔵が自分の字を克服しようとする話、毎回何かしらで心を打たれているのですが、今回のお話もすごく好きだなあ、と思いました。

あんなに頑張っているのだもの。
団蔵の字、きっとその分上手くなっていくんじゃないかな。
はー。私もコツコツがんばろう。
よーし!今日もいってきまーす!