まると、いげたと

忍たま、落乱のネタバレ感想ブログです。一年は組が好きです。朝小購読してます。ネタバレが嫌なかたはご注意ください。

落第忍者 乱太郎 第2巻感想

2巻は乱太郎やしんべヱのきりちゃんへ対する優しさだったり、乱きりしんを見守る土井先生と山田先生がとても温かかったりと、心がほんわかするお話が多いイメージです。
内容的には

  • 武道大会
  • さゆりちゃんのかたき討ち
  • しんべヱがどろぼう?
  • 風魔からの転校生
  • ナメコ城へのお届けもの

あたりといったところでしょうか。
武道大会では、孫兵ちゃん、田村先輩、滝夜叉丸先輩辺りが初登場かな。
孫兵ちゃんは初登場からして孫兵ちゃんですね(笑)筋金入りのジュンコ愛……
田村先輩や滝夜叉丸先輩は、そこまで自意識過剰な描写はまだ出てきていないので、ちょっとおドジな可愛い先輩です(笑)
今現在朝小で連載している落乱を読んでいても思いますが、田村先輩と滝夜叉丸先輩って本当に面倒見が良い先輩ですよね。面倒見が良いというか、気さくな先輩(笑)
良い先輩だな~って思います。確かにちょっとうっとうしいけど(笑)
2巻でも既に乱きりしんとなんとなく打ち解けているもんなあ。かわいい!
そして、武道大会では土井先生と山田先生は審判役とのことですが、乱きりしんへうっかり肩入れすることもしばしで思わずツッコミを入れたくなっちゃったりもするのですが(笑)、そういうところも先生たち同士で自らしっかりとツッコミいれてるところが落乱の面白いところです。
先生たちの人間くさいとこ本当に好きだな~
そしてそんな先生たちが「うっかり」手を貸してしまう程に危なっかしい乱きりしんの三人ですが、全部が全部三人とも一所懸命でとにかくかわいい。
暗闇のくだりのラッキー展開すごい好きです(笑)
何はともあれ、最終的には、乱太郎としんべヱが自分たちの旗を渡すことできりちゃんが優勝できるわけですが、この旗を渡すくだりが愛しいのなんのって!
うっかりペラってしまった戸部先生を怒ってる後ろで、頷きあう乱太郎としんべヱが本当にかっこいいなあ!と思います。
こんなことの積み重ねで、乱きりしんは乱きりしんになるんだなあ……うっ……かわいい……乱きりしんは正義……かわいいの正義ですね……

さて。その後の二本は家庭訪問の体でのお話なわけですが、さゆりちゃんと塚口先生かわいい~~~~!
今やすっかりラブラブさんなお二人ですもんね。さゆりちゃんと塚口先生。
塚口先生は書道教室を開いているだけあって、基本的に人にとても優しい印象があるのですが、このお話でも塚口先生の優しさは健在で。
敵と間違えられてても、冷静に乱きりしんやさゆりちゃんに対する姿、素敵だなあって思います。
人を説得させるにはやっぱり心に余裕を持つことが大事ですよね。うむ。勉強になる。
そしてさゆりちゃんはとにかく元気!
やっぱり落乱に出てくる女性陣は強いなあ!
強くて素直なさゆりちゃん、好きだ~!
ところで、家庭訪問の道中で、山田先生が乱太郎にヒントを出すくだりがとても好きです。
こういう風にさらりと問題を出すところ、先生っぽい!かわいい!
……はっ!
1巻の乱太郎と山田先生の鬼ごっこといい、このくだりといい、あと雑炊の味が薄いの濃いののくだりといい、私、初期巻の乱太郎と山田先生のやりとりすっごい好きです!
今気付いた!わーーー!嬉しい!好きだ!こういう気付きが得たくて感想書き始めたのです!
メモ!

そして風魔からの転校生のくだりでは、庄ちゃんが結構お間抜けさんな描写があって可愛いですよね。
居眠りしちゃって立ちすぐり
居すぐりにまんまとハマッてしまう庄ちゃんがso cuteで大好きです!
夜半の嵐の術で、「投げるだけ」と言ってしまう庄ちゃんと合わせてとても男子っぽい!かわいい!
そんな庄ちゃんも含めて、この合間の日常生活がまた一年は組がかわいくてかわいくてですねーー!
暑いの対策で気温が人の体温より高いからってぎゅうぎゅうしちゃうとことか、発想がは組すぎてたまりません。
夕飯のくだりも、カボチャのところ面白すぎて(笑)
結局喜三太の適当に突っ込んだ丸ごとカボチャが一番役に立つって展開もお約束すぎて最高です~
お約束最高~(*´∇`*)

さてさてそして最後は2巻のあらすじ的にはメインなのかな~というナメコ城への和議状を届ける話。
お話自体は、話のきっかけだったり、罠だったり、結構えげつないことてんこもりなのですが、それをなんやかんやと意図せずするりするりすり抜けてしまう乱きりしんが可笑しくて可笑しくて(笑)!
乱きりしんのこの運良いな君ら!ってとこ、めっちゃ好きです。この展開も落乱の好きなとこのひとつだな~!
所謂神視点が面白いの、ギャグの定石なのでしょうが、落乱のこういうとこ本当に上手!
……何か、お前は何様だって言い様ですけど(笑)、要は、好きですってことです。
そしてもーーー土井先生と山田先生がかっこいいのなんのって!
学園長先生の命もあって、ひたすら乱きりしんたちにはバレないようにフォローに徹する先生たちですが、これほんと、胃が痛くなるんだろうなあ。
先生たちが完璧に非の打ち所なく見守っているわけではなく、色々と四苦八苦しているところが、見守ることの難しさと大事さについてしみじみ考えてしまいますよね。
見守るのって本当に難しい。
でもそれを愛情もってどたばたしつつ、やりとおして、最後にはきちんと褒めるって先生たちやっぱり最高にかっこいいです!
こういうのも学園長先生の手の内なのですかね~学園長先生すごいな~~

そんな感じで。
2巻読んでると土井先生と山田先生のこと更に好きになっちゃうなあ!って思うわけでございます。
良い巻だなあ。好きだなあ!