まると、いげたと

忍たま、落乱のネタバレ感想ブログです。一年は組が好きです。朝小購読してます。ネタバレが嫌なかたはご注意ください。

落第忍者 乱太郎 第1巻感想

もうだらだらつらつら気ままに未来の自分用の感想をメモっていくぞーと決めたので、週末は落乱コミックスや映画やドラマCDのエントリーを書くことにします。
コミックスは土曜日に家にいる時間があるときは第1巻から順々に1巻ずつメモしようかな~。日曜日はそれ以外の感想みたいに出来たら良いなみたいな感じで。……気ままとか言ってる割りにそこだけはA型らしさを全面に出します。自分のための趣味でも全部スケジューリングから入りたいタイプです(笑)

それにしてもこう考えると改めて三ヶ月間月曜日と休刊日以外は毎日連載がある落乱も、土日以外は毎日放送がある忍たまもほんとすごいですね。
しかもどちらもほんとさらっと楽しめることがすごく有り難いです。
私は、とにかく堪え性がない上に飽き性なので、昔から何かをずっと続けることがどうしても苦手なのですが、朝ごはんと共に見る10分と寝る前の3ページ分は日常生活にあまりにも組み込みやすすぎて、なんのかんのと好きになってから今日までこの日課はほぼ欠かすことなく出来ています。奇跡だ。
……今気づきましたが、何だかこれ進○ゼミさんの宣伝漫画みたいな状況ですね!(笑)

そんなわけで、こんなにさらっと組み込めたのは、ひとつひとつのお話のスパンが短いというのも理由のひとつだなと自己分析しているわけですが、落乱のコミックスの帯にも、どの巻から見ても楽しい!ってありますものね。
本当にその通りだと思います。
キャラさえわかってれば適当に手を伸ばして開けば、もうそこから楽しく読めるところ、先述の性格に加えて記憶力も皆無な私には有り難すぎる漫画です。優しい……そしてどの巻も笑えるし楽しい……好きです……
ここまで条件が揃うと、週末おうちでぼんやり過ごしているときもついついコミックスに手を伸ばしてしまうわけですが、やっぱりどこから読んでも楽しいけど、それでも1巻って何となく手に取りやすいですよね。
個人的に一番好きな巻は?と聞かれたら(聞かれる機会ないけど!(笑))、「36巻です!」と答えるのですが、1巻は36巻と同じくらい読み返している巻かもしれません。

さて、前置きは長くなりましたが1巻感想です。
1巻はどこから読んでも楽しいという売り文句がある落乱の中でも更に1話ずつ話が独立しているのでちょい読みに適している巻です。
お話のネタとしては、ざっくりと、

  • 忍術学園入学
  • 学園での生活
  • 鶴の巣城の若様救出
  • シイタケ城への密書探し
  • 牧之介対戸部先生
  • くの一教室初訪問
  • 竜王丸さんと野党退治
あたりになるのかな。
1巻なだけあって、諸々の紹介だったり忍たまのお約束だったり可愛いだったりがふんだんに盛り込まれている!好き!
お約束のギャグの展開とかほんと好きすぎて全部マーカーでひいてしまいたいくらいです。
ほんと尼子先生は、ギャグをさらっと入れてくるのがお上手だなあ!読んでて思わずクスクスしちゃいます。好きだー!
個人的に特に好きなのは山田先生と乱太郎の追いかけっこのくだりです(笑)
そして、「何してるん(笑)」って言う読者のツッコミもちゃんと作中できりちゃんが代弁してくれてる。ありがたい(笑)
でもどのお約束のギャグも好きなんですよね。鉄板ずるい!楽しい!(笑)

1巻はキャラクターも徐々に固まってきているのかなっていうそんな変遷も見ていてワクワクします。
一年は組もこの時点で乱きりしん以外は、伊助と庄ちゃんと団蔵と虎若は名前もしっかり出てきますもんね。庄ちゃんとかもう見るからに庄ちゃんだし(笑)名前出る前に、あっ、庄ちゃん!ってなります。楽しい。
一年は組が牧之介に集団戦法でかかっていくとこ、大好きです(笑)
というか、もうとにかく1巻からは組がは組すぎて愛しい!
地雷原に気付かず踏み込んで行っちゃうとことか、すごいは組すぎて、ほんと土井先生は大変だなあと(笑)
そこが地雷原だと気が付くまでも気が付いてからも、とにかくは組のこたちかわいくてかわいくて仕方がないです!
乱太郎と伊助がどちらの足跡かで喧嘩するのかわいいよーーーー!
そういえば、このくだりで、『小林先生』という先生がいらっしゃいますが、小林先生は何年生の先生なのだろう~
生徒の服の色的には二年生だから二年ろ組か二年は組の先生なのかな?
穏やかで優しそうな先生ですよね(*´∇`*)
先生といえば、乱太郎たちが入学するときに受付にいらっしゃった先生の「がんばるんだよ」って言い方がとても好きです。
先生が本当に先生然としているとこ好きだなあ。
あと、先生がいつまでたっても先生なのも可愛いですよね。
山田先生と宇奈月さんのやりとりもすごく好きです。
きっと宇奈月さんにとっても山田先生って正しく先生だったんだろうなあ。かわいい。

それにしても乱きりしんの出会いも他の話もそうなのですが、この子達の人受けの良さってほんとなんなんでしょうね。
素直だからなのかなんなのか、あっさりと人の懐へ入っていっちゃうところ本当に可愛い。
あっさりと懐に入って、ぶーぶー言うんだもんなあこのこたち(笑)ほんとなんなの(笑)かわいい(笑)
こう考えると、そういうところはすごく忍者としての資質がありそうですよね。
忍者の資質といえば、「由緒正しきヒラ忍者」のフレーズの言い出しっぺがしんべヱなとこも味わい深いところです。

くのたまちゃんとのお話は、ほんともーーーくのたまちゃんの強かさが大好きすぎて!
忍たまのこらとくのたまちゃんの力関係(って日本語が正しいのかわかりませんが)すごい好きです(笑)
くのたまちゃんの、可愛いお顔も可愛い仕種も、ぜーんぶ、力に変えてしまうとこすごく素敵だし、そのことをちゃんと怖がる男の子たちも可愛いなあ!
土井先生たちもやっぱり山本シナ先生には一目置いているものなあ。
ジェンダー論とか、小難しいことはよくわかりませんが、男の子は男の子の、女の子は女の子の、所謂違いをそれぞれが力としてお互い一目置いている関係は、個人的にすごい良いなって思います。
土井先生も山田先生もシナ先生も皆かっこいいですもんね(*´∇`*)

牧之介対戸部先生のくだりは、まさか戸部先生もこの後ずっと牧之介から宿敵と言われつづけるとは夢にも思ってなかったでしょうに(笑)
でも、お腹が減って力が出ない状況とはいえ、最後の相討ちは正直どっちもどっち感がいっぱいなので、もうこれは、戸部先生、最初があかんかったね(笑)としか(笑)
個人的には牧之介と戸部先生のライバル関係(笑)すごい好きなので、この最初の決闘の展開大好きです!

そして、最後の竜王丸さんのくだり。
今朝アニメで見たばかりなのでタイムリーなことこの上ないのですが、乱きりしんの人受けの良さもさることながら、この学園長先生と竜王丸さんの手のひらの上感が漂っているのがさすがだな、と。
言い方は悪いかもしれませんが、竜王丸さんがほんと三人の使い方が上手くて、すごいなー!となってしまいます。
この繰り返しで、このこたちは、今の「実践が強い」という状態になるわけですもんね。
ここからの30年の第一歩となる1巻。
やっぱり何度読み返しても面白くて大好きな巻でございます(*´∇`*)